保存治療

保存治療

歯科の学問は、「口腔外科学」「歯科保存学」「歯科補綴学」「矯正歯科学」「小児歯科学」「放射線学」「麻酔学」他、多くの専門科目に分かれています。
歯科保存学は、歯や歯を支える歯肉・骨を、より長持ちさせる治療法を研究する学問です。
わたくしは、大学卒業後、大学院博士課程において「保存学」を専攻し、現在は大学で教えています。
治療の根幹には、いつでも歯科保存学があります。
そのため、わたくしの医院では

●虫歯をつくらないための予防
●歯周病をつくらないための予防
●虫歯がある患者さんには、再発しない虫歯治療
●歯周病がある患者さんには、再発しない歯周病治療

を行います。
インプラントや入れ歯は、歯を失った際の最終的な治療法として有効です。けれどまずは、患者さんと共に、出来る限りご自身の歯を長持ちさせる治療を行います。患者さんに、生涯自分の歯で咬んでもらうことが、歯科医の第一の使命であると考えています。

保存治療の症例

症例1

保存治療の症例1

歯を支える骨の密度が低くなってしまった患者さんを治療し、骨が再生された様子です。
(レントゲン写真)

症例2

保存治療の症例2

ダイレクトボンディングでの治療

他院にてセラミックの詰物にて治療後、形の不調和に違和感を覚え来院(左)。
ラバーダムで防湿して施術。唾液、吐く息の湿気を排除して、無菌に近い状態で処置を行います(中)。
口の中で、歯に直接素材を付けて、少しずつ盛り上げるダイレクトボンディングで治療。直接歯に付く素材なのでセメントのような接着剤は不要。素材に虫歯防止成分も入っているので、再び虫歯になりにくいのです(右)。

ラバーダム

保存治療では感染防止も重視します。ゴム製のシートにより、治療する歯をそれ以外から完全に隔離して汚染を防止するのがラバーダムです。削ったばかりの歯や、歯の根の中に、唾液中から細菌が侵入するのを防ぐことができ、清潔度の高い治療が行えます。この清潔管理が、後々の歯の寿命に影響します。

ラバーダム